ヤマザキです♪
朝晩めっきり冷えてきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
山﨑デザイン事務所では先日のブログでも報告させていただきました通り、クラウドソーシングを活用した受発注スタイルに注力させていただいてます。
「クラウドソーシング ランサーズでのデザイン活動に注力しています」の記事は→こちら。
先日もランサーズ用のプロフィールを刷新するためにあれこれデータをチェックしていたのですが、履歴をふり返ってみるとランサーズに登録したのは2014年1月ということで、もう丸9年もオンラインで活動しているということになりますね(驚)なかなか実感がなくて驚きます^^;
9年の間、制作実績もコツコツ積み上げて636件のデザイン案件を担当させていただきました。(2022.11.10現在)皆様、どうもありがとうございますm(__)m
今回は、そんな長きに渡り活用させていただいているクラウドソーシングやテレワークというインターネットを活用した働き方をする上で明確に気付いた”あること”があったので僭越ながら共有させていただこうと思います。
オンラインワークの現状
オンラインで仕事をすることに対しては、2022年の今も尚、ある種の不信感というか現実味のなさといったような印象で見ていらっしゃる方が多いように思われますが、業種によっては随分オンライン化が浸透していることも事実です。
ランサーズなどのオンラインプラットフォームでは受注~決済まで一度も顔を合わさず完了することは普通ですし、オンライン化による移動コストや制作工数(時間)が削減できることによってより効率的かつ合理的に仕事が進められるようになりました。
地方に在住している私でさえも、インターネットを介して全国にいらっしゃるクライアントさんの目に触れ、かつ仕事の依頼までいただける。
これというのは、まさにグローバルな商圏を目の前にしたとても大きな価値となり得ます。
今回、共有したかったのはそんな価値あるオンラインワークにおいて、ほんの少し気を配ることによってオンラインでの仕事が随分と捗るようになるんじゃないでしょうか♪といった内容のものになります。
オンライン進行の課題や改善するポイント
普段、よく知った仲の人と立ち話で話している調子で仕事のチャットをすると、それはもうラリーの回数が増え続けてしまいオンラインよりも電話や直接会って話した方がいい、ということになってしまったりします。※LINEのように会話できる相手であればそれはそれで問題ないと思いますが、初めて連絡いただいたクライアントさんとそのようなやりとりはなかなか現実的じゃない(^_^;)
対面の時のように同じ空気を介して顔を交えない分、より繊細に会話の流れを想定して効率的かつ合理的な会話をすることが大切なポイントだと思いませんか?
オンライン・オフライン問わず、人と接する時は少なからず相手の気持ちを考えて話しますよね?その部分をもう少し掘り下げてみるとより相手との会話を考えるようになるし、お互いをリスペクトすることにつながります♪
相手の進行状況や仕事環境なども配慮しながらコミュニケーションを取ることができれば、オンラインでの制作進行はどんどん成功に近づいていると言えるんじゃないでしょうか♪
会話の最後に次の返信時間を伝える
本記事で共有したかった本題は「会話の最後に次の返信時間を伝える」ということ。
冒頭から述べたようにオンラインを使った進行はしっかりと上手に使えば確実に効率化&スマート化できると思います。
余分なアクションは削減されてタスクに集中できる時間が増える。理想的な循環ですよね。
オンラインではチャットやメールといったツールを使って仕事を進行することがほとんどだと思いますが、慣れというかスピードを気にするばかりに、テキストの末尾がおろそかになったり本来必要なキーワードを端折ってしまったりすることがあります。
ついついおろそかになりがちな部分をしっかりカバーすることで、よりリアルにそして着実に仕事が進行していくのではないかと私はいつも感じます。
対面とは違い、実際に距離がある分まずはお互いよりベターな気遣いで対応していきたい所です♪
簡単な会話の例
実際のオンライン進行での会話を例にを挙げてみましょう。
チャットでの会話を終える所から…↓
といったメッセージを送ったとします。この場合、メッセージをもらった側は
といった具合に、いろんなパターンを連想してしまいます。※個人的にはこれだけで自分のメモリを使ってしまい作業力を消費してしまいます。
そこで一言「この作業の場合、〇時間くらいかかりそうなので〇日の〇時頃に再度進捗報告します」という言葉を添えてみてはどうでしょう♪
この言葉があれば、
「よし、その時間なら私のタスクももうひとつふたつこなせるな」
「〇日ということは一旦寝かせてリフレッシュした感覚で向き合う準備をしよう」
「〇日〇時にレスポンスがあることを見越してその先のアクションも準備しておこう」
といった具合に、時間を有意義に使うことができます。
ここで大切なのは、時間を伝えた側も伝えられた側も双方の時間管理がスマートに整えられるということですよね♪
些細なことですが、これを徹底してもらえるだけでオンライン制作の密度はグッと変わってくることと思います。
返信時間を相手に伝えるというのは、ある意味、自分へのプレッシャーにもなります。自分を律するという意味でもまた効果がありそうです♪
こういったことを踏まえながらひとつずつクリアしていけば至極合理的でスピーディーな仕事進行が可能になっていきます。
最初はゆったりと余裕をもって
時間を伝えるだけのことなんですが、こういったことにプレッシャーを感じすぎてしまう人も中にはいると思います。〆切のイメージとよく似てるんですよね…(^^;
でも、なにも返信時間をガチガチに守らなければいけないということではありません。最初は幅を持たせた設定でいいと思います。
「明日の午前中に返信します」と伝えておけば、おおむね8~12時の間に返信するという意味で伝わるので多少気持ちの余裕が生まれますからね。
大切なのは「次(この先)もあなたとの仕事をしっかりと進めていきます」という気持ちの伝達です。
基本はお互いの時間をリスペクトすること
オンライン進行においては私も様々な経験をしてきましたが、まだまだオンライン進行中に連絡が取れなくなってしまったり、制作物を提出した途端に対応が急変するユーザーさんがいることも確かです。
今述べてきたようなことを実践するだけでオンライン進行の不安のようなものは随分軽減されることと思います。
現実の社会では時間を守ることは当たり前のことなんですけどね(^_^;)
リスペクトし合うことはほんと大切です。
まとめ
もう一段階、技術が発展するとオンラインとかオフラインとかそんな垣根も関係ないような仕事の仕方がうまれそうでワクワクしています。
その頃にはデザインの仕事も様変わりしてしまっているかもしれませんが、なにかを作る、なにかを描く、なにかを想像する仕事にこれからも携わっていきたいと思います。
オンライン制作進行の未来がより良いものになることを願いながら今日もデスクに向かいます。
みなさまも良い一日をお過ごしください☆彡
↓ 他にもこんな記事を書いたので時間がある方はまた読んでみてください♪