仕事している時は、だいたいYoutubeかSpotifyで音楽を聴いているのですが
ふと、動画の合間の広告に見入りました。
恵まれない国への寄付を促す動画だったと思います。
見飽きた構成であればサッサとスキップしてしまうのですが、この動画についてはリンク先サイトを訪れて内容まで確認しました。
普段の何気ない生活の中のワンシーンですが、いろいろ考えさせられる。
今の時代、万人が見る機会のある広告動画を見て思ったことは大きく二つ。
ひとつは、「蛇口をひねれば水が出る」という有り難いしあわせな環境に感謝したいこと。
もうひとつは、仕事になるけど「広告の構成の良さ」です。
今回はこの二点について短いですが思いを綴ってみようと思います。
「蛇口をひねれば水が出る」有り難さ
ブラウザを開いてほしい商品をポチッとすれば、次の日には自宅に商品が届く便利さを持ち備えている日本ですが、
世界にはまだライターや水道、トイレがない国もたくさんある。
先ほどの動画広告の内容もそういったものだったけど、飲み水(泥水)を確保するのに数時間歩くという。
今の日本人にそんな生活をしてみてと言ってもおそらくできないだろう。
でも、生活の原点はそこにある。
その日食べるものを確保して、生きるための準備をする。
遠い昔からその努力を繰り返して今の近代技術に囲まれた生活ができ上った訳です。
そこには今の我々には想像もできないような努力があったことと思います。
今や、蛇口をひねれば水が出るのは当たり前になっています。
でも当り前じゃない。
みんなで協力しあうからこそ、今のインフラが保たれています。
豊かな生活、幸福度の高い生活、考え方は様々ですが、今一度当たり前であって当たり前でない生活をしっかりと見つめ直して暮らしていきたいと思う今日この頃です。
広告の構成の良さ
そして、急に商業的な話になりますが(笑)、
「動画広告の構成の良さ」です。
ついつい見入ってしまう、次の展開を見てみたい、ん?なんか気になる、
といったような感覚をユーザーに伝えられるすごさですよね。
我々のような広告業は、最終的な目標は明確なコンバージョン(成果)です。
商品購入であったり、問い合わせ行動だったり、会員登録であったり。
今回、私はこの広告動画を見てPRサイトを訪れ内容をしっかりチェックしました。
おそらくこれは配信主からするとコンバージョンGETということになると思います。
本来であれば寄付までたどり着きたい所なんだと思いますが、訪問先のサイトは寄付を促す構成ではなかったので、広告自体が周知を目的としたものだったように思います。
長年広告業を担っているとわかることだと思うのですが、
広告は一度で大きな結果を求めるものではなかったりします。
一度の広告で売り上げが何倍にもなるような成果が出せるのであればみんな広告するし、不況なんてきません汗。
短期、中期、長期の経営バランスに配慮しながら適切なタイミングで適切な内容を広告することで最も効率的な成果を得ていくものと思います。
↑これ、経営者さんに説明するの結構大変なんですけどね(^^;
企業にマッチした広告を作ることの難しさ。
今の時代、いろんな所で広告を目にしますからほんと勉強になります。
まとめ
久々に記事を書きましたが、2020年は世界中でインパクトのある出来事が次から次へとおこるので少し感情的になりながら書いていたようにも思います。
世の中を見つめなおすいい機会となっているのかもしれませんが、よりよい未来を暮らせるように日々精進していきたいと思います。