今日も我が家は慌ただしい。
朝から奥さんが家中を行ったり来たり、言うことを聞かない子どもたちとの終わりのないやりとりが響き渡ります(汗)
私はというと、そんな日常を横目に我関せずとまではいきませんが我が家の良質生活への改善策について目を細めながら考える毎日です。
仕事柄、ニュースや時事ネタにはわりとアンテナを張っている方で、それなりの時世感は養っているつもりなんですが
ここ数年で一番気になっているニュースのひとつに「海のプラスチックごみ」問題があります。
プラスチックごみは食物連鎖で人に戻ってくる⁉
【参考記事】
日刊スポーツ(WEB版)
回収できないマイクロプラスチック食物連鎖で人にも
“プラスチックごみ”のわかりやすい問題としては、
焼却処理をスルーしたPP袋が海へ流れ出て、流れ出たPP袋をエサと間違えてウミガメやクジラが食べてしまうというもの。食べた動物たちはPP袋を分解できずに無残な姿で苦しみながら時間を過ごす。もう少し話を進めると、マイクロプラスチックの食物連鎖による影響など。
プラスチックは便利な一時代を我々に与えてくれたことは確かです。医療機関やインフラなどにおいてもプラスチックのない世の中はなかなか想像できません。
そういったことからもこれらの社会問題に対する答えはなかなか出しずらいのも理解できます。
ただ、ひとつ明確に言えることは、これらプラスチックに関して言えば、すべて人間が考え作り出したということ。
プラスチックとの付き合い方
当然、プラスチックの後処理についても世界中の知識人が考えていない訳がなく、2020年になった今、想定以上の問題が発生してきたということですよね。
人間が考えたこの便利な物質と今後どう付き合っていくのか?
どんなものでもそうですが、我々が地球上で生活していく以上、こういった現状とどう向き合って改善していくのか、前向きに考えていくしかありませんよね。
地球人として、一人の大人として、まずは自分のできることをやってみようと思ったりしています(^^;
まずは普段の生活をちょっと振り返ってみたり。
「食う」「寝る」「遊ぶ」「仕事する」を繰り返す生活の中で、地球環境への負担を減らせることは何か?
近頃、“断捨離”を進めていたこともあってか私の思いついたことのひとつとして、自分の生活循環において「入ってくるコトモノ」「出ていくコトモノ」の質を見極めて“余計なコトモノから距離をおく”ということでした。
これ、言葉で書くと結構単純なんですが実際に行動に移してみるとセンスのいる作業です(笑)
話を広げすぎると一冊の本になりそうな勢いです(笑)
適切な判断は意外と難しい
“断捨離”もそうなんですが、現況の自分を適正に把握できていないと「断」も「捨」もできない。もちろん「離」も然りです。
私自身もそうですが、もうこれは毎日の鍛錬でしかないと思ってますので日々報酬を頂く制作案件並みの決断と同等の感覚で戦ってます(笑)
※少し大袈裟でしょうか(^^;
話がそれましたが、それらの流れをふまえて私のたどり着いた実行案が
「ゴミを出さない暮らし」です♪
我が家は5人家族。私と奥さん、子ども三兄弟で暮らしています。
デザインをメインの生業にした近年でこそ、住宅兼仕事場の環境を作り、ミニマムスタイル(シンプルスタイル)な生活をしているのですが、20~30代半ばまでは随分自分勝手で派手さを好む生活を目指しながら日々を過ごしていました。
雑念だらけの若かりし頃(笑)
モノは増やし、所持することで心を満たし、我の欲するままやりたい放題、そこかしこを散らかしていた訳です(^^;
今となっては反省しつくしていますが、余計なコトモノ、ほんとに雑念だらけでした。
それだけ身のまわりが散らかっていると、当然のことながら良質なリズムを産み出せず、いろんな所で行き詰まりました。そして、行き詰まるたびにいろんな理由をつけて舵を取り直すんですが、根本の部分で整理できていないので大した改善が見られません(汗)
そんな「不順なサイクル」を繰り返しながらも、からがら耐え忍び踏ん張りながらも少しずつデザインで生計を立てられるようになってくると、より仕事に集中できるようになって雑念が減ってくるようになりました。
余計なコトモノから離れるからこそ、良質なサイクルが生まれる⁉
ここらあたりから余計なコトモノから離れることとゴミを出さない暮らしというものをリンクして考えるようになりました。
実際に余計なコトモノから離れてみると成果を感じる密度に変化があり、
成果を感じる密度があがる
↓
多幸感
↓
どうやれば幸せな時間を多く過ごせるか
↓
幸せな時間を過ごすために必要なことを追求
↓
根本的な所から真摯に向き合う
という「良質なサイクル」が産まれてきたように思います。ネガティブ要素のない思考は当然モチベーションにもいい影響を及ぼしてくれます♪
この良質とする流れを保つためのひとつとして、「ゴミを出さない暮らし」「ゴミを減らす努力」を実践しています。
「ゴミ」って、生活する限り毎日顔を合わせることなので目につきやすいというのもあるんでしょうね、実際に「ゴミ」を意識する時間、結構あります。
- モノを買うときは、一旦“捨てる時”のことを想像してみる
- 家の中に持ち込むコトモノも本当に必要なのか、一旦考える
- 基本、焼却できるもの(可燃ごみにまとまるもの)を手に取る ※家では燃やしませんが焼却サイクルを想定します。
- 食品の袋などゴミ袋に入れる時にできるだけ小さくする。
※こうしてみるとちょっと面倒な男ですね汗
家に入る前に今一度考える(笑)
家の中にコトモノを入れる時には、一度考えます(笑)
このコトモノを家に持ち込むことで、地球の未来にどんな影響を与えるのか、壮大な話です(笑)
そして、“一”入れたら、“一”捨てる。
鉄則かもしれませんね(^^;
これを繰り返しているうちに、家の中もスッキリしてきますし、余計なゴミも随分少なくなります。
…なるはずです。。。
ほんとに少し「ゴミ」を意識して、
真剣に向き合うことで今まで気付かなかったことが見えてきたり、生産的なアイデアが産まれたり
きっとなんらかの成果を肌で感じることがあると思います。
この便利な社会を支えてきた技術や知識の見えにくい所のこと、
ほんの少しでいいのでみんなで一緒に考えられたらいいのにな♪
と思う今日この頃ですm(__)m