持続可能な生活を日々意識してはいるのですが、
今の所、圧倒的にマイノリティな生き方だと感じざるを得ない状況に陥ることがよくある。
これだけ恵まれた時代、確かに今の生活水準を見直すことは少ないかもしれない。
そんな時代に原始的な生活を好む私が少数派だといわれても仕方ないのはよくわかる。
ただ、幸福度というものを考えると便利で裕福で飽食な環境ばかりが“しあわせ”だとは思えないのも事実です。
地球の環境がどうだとか、経済の発展がどうとか、そういう話につなげるのも当然のことです。
ただ、我々の生活はどこへ向かおうとしているのか。
何を作って、何を消費しているのか?
必要以上な生産や消費を求めているのは誰であり何なのか。
そんなことをついつい考えてしまいます。
2015年から「SDGs(エスディージーズ)」という国際社会共通の目標が掲げられています。

ひとつひとつを確認してもらうとわかると思いますが、近い未来のハードルを見据えた素晴らしい目標だと私は思いました。
これらの目標を地球に住む一人一人が意識して対策していかないといけないような状態にあるっていうことですよね。
我々デザイン業としても根底にこういった事実を置きながらデザインしていかないといけないとつくづく思います。
提起された問題に対して行動を起こす人はまだまだ少ない。
ましてや声をあげて活動する人なんて一握り。。。
今、よければそれでいいなんていうことはありません。
子ども達になにを背負わせるのか、自分たちの過ごしてきた素晴らしい環境をつなぐためにも自分で理解して実践しないと。
そんな気持ちになる今日この頃です。